クリスマスですね。
みんなはどう過ごしているかな。
6年前に、Summer Santa Clausという曲を書きました。
人の心の中は、嬉しいだとか悲しいだとか、そんな風にいつもはっきり表せるわけではなくて、もっといろんな種類のものが、絵の具が滲んでいるみたいにぼやっと存在していたり、混ざったりしているんだろうなと思っています。
そんな風にしてうまく表す方法がなかったり、表そうとさえ思わないような何かを、自分の中に見ることがあるし、誰かの心の中に見つけることもあります。
時としてその整理できない何かは、整理できないためにその人を苦しめることがあるかもしれない。
その何かを誰かの代わりに形にしてみようとして、あの曲を書いたと思います。
誰にでもきっと傷はあって、私にもあって、時に、癒えることが難しいものもあるように思います。
癒えるなんてことは、もしかしたら最初からないのかもしれないけど、
人はどうしても癒えたいと望んでしまうし、
逆にそう思えば思うほど、その場所に傷があることに気づいてしまうこともあります。
でもそうこうしてるうちに辿り着くのは、
"私は傷ついている"
という意識は、実はすごく我が儘な感情なんじゃないか?という思いです。
悲しい、辛い、傷ついている、と思っている瞬間には、きっと自分のことで頭がいっぱいだから。
もしその時隣に、もっと傷だらけの人がいたとしても、気づくことができないから。
だからそんなことにならないように、"傷ついている私"の状態を作らないようにできたら、簡単には傷つかない自分になれたら、と思います。
目標ですね。
今日もあっちへ行ったりこっちへ行ったり、行ったり来たりを繰り返しながら、滲んだ絵の具みたいに生きています。
ラナハイラナハイ。
近いうちにまた歌おうと思っています。
2016.12.25 ヌードパンツ Mai
2016年12月25日日曜日
2016年11月30日水曜日
あなたもパンツ!!
土曜日、ライブでした。
来たくれたみんなみんな、本当にありがとう。
ヌーフェスらしい空間でした。
なんだろう、最近思うけど、ヌードパンツのライブのあの空間は、 ヌードパンツのライブでしか味わえない空気なんです。
あたたかくて、ピュアで、とても居心地のいい空気で、 他のどこにもない、 あの場所にしかない特別な空気な気がしています。そして、 それは紛れもなく、あの場所にいてくれる人たちが、あたたかく、 ピュアで、まっすぐだからなんだろうなと思っています。
ヌードパンツの私たち2人の周りにいつもいてくれて、見守り、 支えてくれているのはそんな人たちです。
私たち2人の6年間という時間の上に、 このあたたかい場所があるのだとしたら、 それ以上嬉しいことはなく、 6年間の意味がまさにここにあるなと思えたライブでした。
遠いところからはるばる足を運んでくれたり、
体調が悪い中何とか下北沢にたどり着いてくれたり、
久しぶりに会いに来てくれたり、
初めてなのに勇気を出してライブハウスの扉を開けてくれたり、
指折り数えて楽しみにしてくれていたり、
心に少し引っかかる何かを確かめに来てくれたり、
ひとりひとり、それぞれの時間の中で、それぞれの想いで、 あの場所に向かってくれたのだろうな。
心から、感謝をしています。
今回は5年ぶりのアルバムリリースということもあり、 ライブ前は嵐のような作業の数々がありました。 手伝ってくれているメンバーは、 おそらく今までで一番大変だったのではないかと思います。
私がふいに思いついて、やりたいと言ったことのために、 こんなにも沢山の人がまっすぐに関わってくれるなんて。
申し訳ないと言いたくなる気持ちを、 ありがとうに変換するために、
まっすぐに立っていなければ、
精一杯生きていなければ、と、改めて思いました。
だいじなものを、ちゃんとだいじにできる自分でありますように。
みんなと、これからも一緒にいられますように。
2016.11.30
ヌードパンツ Mai
2016年4月19日火曜日
雨ざらし
なんて言ったらいいか、
おつきさんに照らされて、さくらさんがふわっと舞い降りて、
みんなみんなに見守られながら、
ステージに立っていました。
打ち上げで久しぶりのアルコールを浴び、家に帰ってきてもなかなか眠ることができなかった私は、
ベッドの中で声を上げて泣いていました。
翌日は、休みだったけどずっとそわそわしていて、
1人家でじっとしているのに耐えられず、
わぁーーーって外へ飛び出したい衝動をどうしたらいいか、
どこへ行ったらいいか、
見当もつかず途方に暮れて、時間が過ぎていきました。
ライブの翌日にしか出会うことのないあの気分を、伝えられる言葉はないのかもしれないな。
土曜日、たくさんの気持ちに、触れられた気がしました。
こんなに一度に嬉しいのしいがやってきたら、
バチが当たるかな。
大丈夫かな。
みんなにもいろんなことがあって、
そのいろいろの中で、足を運んでくれて、
何かを犠牲にして運んでくれたかもしれない足が、
帰り道少し弾んでいたら…
なんてことをつい思ってしまうけど、
一番弾んでいたのはきっと私ですね。
本当に、みんなみんな、来てくれてありがとう。
というより、
いつもそこにいてくれてありがとう。
思い切って、すごく贅沢な願いを口に出してみようか。
これからもそこに、いてください。
2016.4.18 Mai
2016年4月8日金曜日
薄紅の。
お久しぶりです。
少し前にHPがリニューアルしました。
新しくなって初投稿です。
みなさん、いかがお過しでしょうか。
昨年末に予定していたライブができなくなり、たくさんの人に迷惑をかけました。
ごめんなさい。
具体的な説明もすることができず、中止を発表しました。
それにもかかわらず、メンバーや関係者をはじめ、楽しみにして下さっていた方も、
その事実を受け入れてくれました。
大丈夫ですか。心配しています。
また、新しい発表があるまで待っています。
そんな言葉を、いただきました。
初めて舞台の上で歌ってから、16〜17年が経つでしょうか。
いろんな時がありました。
離れていた時期もあるし、もうやめようと思ったこともありました。
でも、気づくとまた立っていました。
いつも当たり前にはなくて、生きていることと同じくらい
いつも不安で、特別でした。
それはこれからも変わらないのかもしれないです。
その時々のいろんな私がいて、それを見守ってくれる人がいて、
そんな風にして、いろいろを見せて、見てもらって、
そういうことなのかもしれないな、
私が生きるということ自体、
それを続けていくということなのかもしれないな、と
最近ふと思いました。
こうしてまた、会えることを嬉しく思います。
来週末、久しぶりにうたいます。
少し前にHPがリニューアルしました。
新しくなって初投稿です。
みなさん、いかがお過しでしょうか。
昨年末に予定していたライブができなくなり、たくさんの人に迷惑をかけました。
ごめんなさい。
具体的な説明もすることができず、中止を発表しました。
それにもかかわらず、メンバーや関係者をはじめ、楽しみにして下さっていた方も、
その事実を受け入れてくれました。
大丈夫ですか。心配しています。
また、新しい発表があるまで待っています。
そんな言葉を、いただきました。
初めて舞台の上で歌ってから、16〜17年が経つでしょうか。
いろんな時がありました。
離れていた時期もあるし、もうやめようと思ったこともありました。
でも、気づくとまた立っていました。
いつも当たり前にはなくて、生きていることと同じくらい
いつも不安で、特別でした。
それはこれからも変わらないのかもしれないです。
その時々のいろんな私がいて、それを見守ってくれる人がいて、
そんな風にして、いろいろを見せて、見てもらって、
そういうことなのかもしれないな、
私が生きるということ自体、
それを続けていくということなのかもしれないな、と
最近ふと思いました。
こうしてまた、会えることを嬉しく思います。
来週末、久しぶりにうたいます。
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